全国七会場で開催されているJSTC(ジムニー・スーパートライアル・チャンピオンピオンシップ)の関西デビジョンをプロデュースするハイブリッジファースト代表大嶋氏。レース主催者ながら、一方では同大会のジャパンファイナル・ファイナリストとして、輝かしい戦歴を持つトップドライバーの顔を併せ持つ。
そんな大嶋代表が創り上げたデモカーの数々は、弊誌でも幾度となく取り上げてきたが、まさに「レースマシン」と呼ぶに相応しい仕上がりと存在感を放っていた。
同社がリリースするオリジナルパーツもまた然り。 アスリート達を代表するが如く、氏がリリースして来た製品の数々は、JSTCをはじめとする競技会でも、多くのドライバーたちに採用されている。このような事からも「レースマシン」「戦闘力アップ」といった表現を本誌で多く使用させて頂いたことは否定出来ない。そして、読者の皆さんもまた、弊誌と同じような印象をお持ちではなかっただろうか。
そんな”イメージ”や”先入観”からすると、ここで紹介するジムニーJB43は、少なからず違和感を覚えるかもしれない。大径タイヤを装着し、ワイルドに仕立て上げられたフォルムは街中で目立つ! はずだ。
しかし、細部にまで眼を凝らすと、やはりハイブリッジファーストを感じさせてくれる。 脚まわりにはレース車両の定番とも言える「3インチ3リンクアーム」を装着。オリジナル「50mmボディリフトキット」さらには、シエラの小さなタイヤハウスからJB23と同じフェンダーに変更を行い、大径タイヤをスタイリッシュに納める事に成功した。 またウィンチをも搭載しているため、車両重量はかなりアップしているが、軽快な走りを提供すべく「43スーパーサクション&クールゾーンプレート」「ジェントルマフラー」「トランスファーダウンギア」などを採用し、ヘビーウェイト化されたJB43のパワーアップを果たしている。
さらに、重くなったバネ下荷重を支えるに充分な制動力を「PROTIX」ブレーキパッドや「DIXCEL」スリットローターなどで確保している。
ワイルドなルックスに相応しいパワーを兼ね備えた「HB1st アメリカンロックスタイル」。 普段履きから高速、そしてオフロードまでをもこなす…これまで造り上げて来たデモカー達と同じ「HB1stイズム」が継承された一台だ。
後期ルックボンネット ワーカースタイルオーバーフェンダー イカリング/LEDウィンカーヘッドライト LEDサイドウィンカー サンダーテールランプ カスタムレカロシート フロアマットセット フロントテーブル オイルキャッチタンク
プロテクター~フロント
フロントバンパータイプ2
ファーストフロントグリル
プロテクトウィンチバンパー:製品化予定
プロテクター~サイド
サイドシルガード
ボディサイドアンダーパネルキット
プロテクター~フェンダー
フェンダーシルガード
プロテクター~リア/リアビュー
リアバンパータイプ2
ヒッチリアバンパー:製品化予定
LEDバックランプ
ナンバー移動キット3
フロントサスペンション
スポーツタイプコイルに変更
リーディングアームを調整式に変更
50mmボディリフトキット
フロント大容量バンプ+
25mmバンプストップスペーサー
リアサスペンション
3リンクアームセット
(3インチアップ)
リアプロペラシャフトスペーサー
リア50mm+
25mmバンプストップスペーサー
スープアップ他
ジェントルマフラー
トランスファーダウンギア
43スーパーサクション&クールゾーンプレート
牽引フック
タイヤ:NITTOトレイルグラップラー:265/70R17
ホイール:FUELブースト:8J×17
PROTIXブレーキパッド フロント:エボリューション ¥30,000 リア:タイプ101 ¥25,000
DIXCELスリットローター ¥20,000/フロント左右セット
キャリパーカバー ¥7,000 ジムニーのブレーキキャリパーに合うように加工し、専用の取り付けステーをセット。コイル車はボルトオン装着。リーフ車はブレーキのバックプレートを少し曲げて取り付け。カラーは全10色。カーボンルックのみ ¥500up。 フロントブレーキディスクセンターカバー ¥10,500 1mm厚アルミ製レッドアルマイト仕上げ。ブレーキディスクのセンターに被せるだけのカンタン装着。
ホイールリアセンターブラックプレート ¥3,000/2枚 1mm厚アルミ製ブラックアルマイト仕上げ。
ライクディスクキャリパー 穴あけタイプ ¥19,000/ボルトオンタイプ ¥24,000
リアブレーキをディスクブレーキルックにするダミーディスクとキャリパー。ボルトオン固定と穴あけ固定タイプの2種類あり。カバーの役目もあり、ドラム内への泥や水の浸入を軽減。