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JB23専用最新コイルスプリング開発ヒストリー~第一話

2017.05.08
OFFROAD SERVICE TANIGUCHI(オフロードサービスタニグチ)

JB23専用最新コイルスプリング開発ヒストリー~第一話

新コンセプトのJB23用3インチアップコイル登場

現行型ジムニーJB23Wが登場してから、今年の10月で丸14年が経過した。その間に8回にもおよぶマイナーチェンジが行われ、ついに「9型」が登場した。口の悪い人に言わせれば「新型車を作る気がない」といった酷評もあるが、モデル末期と言われながらも14年間で8回の進化をさせた事実は、評価に値するメーカーの対応と思うのは筆者だけではないだろう。



さて、これだけの進化を続けるJB23に合わせるかのように、オフロードサービスタニグチからは「SOLVE 2インチアップコイル」「SOLVE 3インチアップコイル」「Core-J 30mmアップコイル」「Core-J 3インチアップコイル(現在は廃盤)」そして「SOLVEスポーツコイル」と5種類のサスペンション用コイルスプリングを完売してきた経緯がある。



どのコイルも、目指す性能ごとに味付けを変えながらも、ノーマル以上に乗り心地がしなやかな他、走行安定性にも優れ、ジムニーには特に重要なオフロード性能向上にも効果的、といった特徴を持つ。

正直、一社でJB23用コイルを4種類も販売しているだけでも驚きだが、今回の注目すべき点はそこではない。なんと、今のラインナップに追加する形で、JB23用3インチアップコイルスプリングを計画しているというのだ。



「日本の主要な自動車メーカーの純正コイルサスなどの製造で有名な”中央発條”とのコラボレーションにより、極めて画期的で長寿命なJB23用3インチアップコイルの開発に至りました。キーワードは”新技術””カー・メーカースペック””超短期間開発”そして”万人受け”といったところでしょうか。登場予定は、2012年12月~2013年1月です。発売当初は、新型コイルの追加という形でラインナップをしますが、将来的なこの商品の位置づけは、フルモデルチェンジの「SOLVE 3インチアップコイル」を目指しています。試作第一号の完成度がほぼ想像通りだったので、開発は非常に順調です」とは、オフロードサービスタニグチで、無双懸架リーフやSOLVEスポーツコイルといったサスペンションの他、ソルブスーパーロングショック、A8ショックなどを手掛けた、企画開発広報の宇夫方 伸一氏の弁だ。

今まで、氏が手掛けたサスペンションは、オフロード競技だけではなく一般ユーザーからの評判も高いので、次作となる新コイルも非常に注目な商品であることは間違いないだろう。



さて、全7回に渡り、オフロードサービスが鋭意開発中の「最新SOLVE 3インチアップコイル」の秘話や特徴などを、連載でお届けしよう。 
※この記事は、4x4magazineアプリにて、広告掲載。同社に許可を得て、当コーナーにて掲載をしております。