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GIRLS TRAIL TRIP WITH APIO JIMNY

2017.05.08
APIO(アピオ)

海山つなぐ、房総春の旅

 

“小さなイケメン”と行く、房総半島ガールズドライブ
「林道は大好きなんですけど、マニュアル車で行くのは今回が初めて。今日はとっても楽しみです!」
 
そう言ってアピオのコンプリートカー「TS7」に乗り込んできたのは、モデルの紗喜花 (さきか)ちゃん。二輪や四輪のイベントで MC を務めるほか、プライベートでは大型二輪免許をもちオートバイも乗りこなすなど、とてもアクティブな一面も持っている。細身のデニムに黒い編み上げブーツ、アルファの MA-1 ブルゾン。ちょっぴりミリタリーテイストのウェアに身を包んだ彼女は、白いジムニーがとてもよく似合う。
 
そんな紗喜花ちゃんと私、ライターのナカダが今回目指すのは、関東屈指の林道スポット・房総半島。ここには初級者から上級者までいろんなレベルのオフローダーが楽しめる林道が点在しているだけでなく、ひとたび山を下りればビーチサイド・ドライブも楽しめるなど、山も海も楽しみたい欲張りな女子旅にはうってつけの場所なのだ。
 
「お先にどうぞ」という紗喜花ちゃんのことばに甘えて、行きは私がステアリングを握ることに。レカロシートに身体をあずけて、薄雲の霞んだ朝陽を背にアクアラインへと向かう。マニュアルで低速を存分に引っ張る気持ち良さと、小さなエンジンが紡ぎ出す粘り強い加速が、いつもより気持ちに余裕をくれる。リフトアップを感じさせない安定感とコシのあるサスペンションで、高速道路のレーンチェンジもタイトな R も「TS7」 はサラリとクリア。林道を走り始める前から、小さなジムニーの“イケメン”な走りっぷりに、車中の女子 2 人はすっかりハートをワシ掴みにされていた。

頼れる相棒が一緒なら、林道だってファンドライブ!
館山自動車道を経由してほどなくたどり着いたのは、金谷元名林道。最初は砂利の浮いた舗装路が続いて拍子抜けするが、やがて目の前には濃い緑の木々と轍の刻まれたダートがお目見えする。路面が荒れるにつれて時おり突き上げてくる振動と、跳ねた小石がタイヤハウスの中でカラカラと踊る音で(ああ、林道に来たんだなぁ)と実感して思わず頬がゆるむ。
 
一方、助手席の紗喜花ちゃんは窓を半開きにして「低速の音がまたいいんですよね~」と、マフラーの奏でる重低音にうずうずしている様子。こ、これは早く運転を交代してあげねば・・・・・・。
 
途中の見晴らしのよい場所で車を停め、スイーツ片手にしばしのコーヒーブレイク。 そして次はいよいよ紗喜花ちゃんがハンドルを握る番だ。最初は緊張していたものの、普段からマニュアルのオートバイを乗りこなしているだけあって、クラッチミートもお手のもの。先導に入ってくれたスタッフの乗るジムニーの後を追って、ゆっくりと確実にラインをたどる。
「上手い人の先導と“TS7”のポテンシャルがあれば、初心者でも林道って全然不安なく楽しめますね!」。
 
竹岡林道との分岐点から先は、さらに道は荒れていったのだけれど、紗喜花ちゃんは あっという間に「TS7」を手なづけてしまったようで、
深い轍を見つけるたびに「あそこに片輪落として走ってみたいな~」と、早くも“アドベンチャー志向”の片鱗を見せるように。
「よしよし、次の旅ではもっとハードな林道に挑戦してみようね(笑)」。

 

房総半島グルメの粋は、ローカル食堂にあり!
林道で存分に「山」を堪能したら、次はもちろん「海」の出番だ。大はしゃぎしてお腹が空いた私たちが真っ直ぐに目指すのはもちろん・・・・・・海の幸! なにせ房総半島の海沿いは、獲れたての魚を豪快にいただける、ローカル食堂の宝庫なのだ。
 
今日はそのまま南へとジムニーを走らせて、富浦町の「おさかな倶楽部」へとピットイン。富浦漁協の直営とあって、その日に水揚げされたばかりの新鮮な魚が、刺身はもちろん煮たり焼いたり揚げたりと、あらゆる調理法で提供される。
 
紗喜花ちゃんは「アジのから揚げ定食」(¥1,100)、私は刺身・フライ・煮魚がセットになった人気の「まんぷく定食」(¥1,480)をオーダー。窓のすぐ向こうには富浦漁港と内房をのぞめる店内で、ようやくホッとひといき・・・・・・と思いきや。
 
デ、デカッ!
 
紗喜花ちゃんの頼んだアジのから揚げ定食が、「罰ゲームかっ!?」と突っ込みたくなるほどの大きさで、思わず二人で大爆笑! もちろん二人で撮影しまくったあとは、仲良くシェアすることに。肉厚なアジに自家製の南蛮ダレで、そのボリュームにもかかわらずさっぱりと完食。他にも豪快さあふれる分厚いお刺身や、口の中でふんわりとほどける極上のアジフライなど、房総の海の幸にすっかりノックアウトされてしまった私たちは、大満足で帰途についたのでした。
 
帰りの道中で、彼女はふと海沿いにジムニーを停めた。太陽は西に傾き始めて、ジムニーとの楽しい女子旅の時間も残りわずか。ちょっと名残惜しい気持ちを振り払うかのように、
「またきっと、ジムニーで林道に行きましょうね!」と、記念の自撮りを撮りまくる紗喜花ちゃん。
「うん、次は紗喜花ちゃんが喜びそうなもっとハードな林道、探しておくからね!」

 

アピオのコンプリートカー 「TS7」は、オフロードだけでなく高速道路やワインディングなどスポーティーな走りもお手のもの。安心して女子旅を愉しむことが出来た。

 

ダートに差しかかるといよいよ“TS7”の本領発揮。「マニュアル車の方が、 エンジンブレーキを活かしやすいから、走りもラク!」とすぐに看破した紗喜花ちゃん。
「さすがです」。

 

岩場に差しかかってしまい、残念ながらこの先へ行くことを断念。腕を磨けば、次回はリベンジできるかも!?

 

時おり出現する、むき出しのワイルドな地層は、金谷元名林道の名物のひとつ。まるでジオパークを走っているような感覚に。

 

(写真左上から、時計回りに)
①遠くに鋸山を臨みながら、しばしコーヒーブレイク。見晴らしのいい場所なので、「次は早めに来て、ここで朝食にするのもいいよね!」。
②旅の相棒・ジムニーをバックに記念撮影!「どうしよう、ガチで欲しくなっちゃいました」と、名残惜しそうな紗喜花ちゃんなのでした…。
③富浦漁港の漁協組合が直営する「おさかな倶楽部」。観光客だけでなく、地元の方からの人気も高く、メニューによっては お昼前に欠品することも。 「ランチは開店直後を狙いましょう!」
住所/千葉県南房総市富浦町多田良 1254 富浦漁業協同組合
TEL/0470-33-2512
営業時間/11:00~15:00 定休日/月曜日
④紗喜花ちゃんが頼んだアジのから揚げ定食は、大皿に圧巻の大アジ 2 匹分!「女性ひとりでは完食が苦しいほどのボリュームです (笑)」。

 

Profile/紗喜花(さきか)
モデルとして「KENZO PARIS」 の広告モデルや「Girls Award2016」でランウェイを飾ったほか、趣味のバイクも活かして二輪や四輪イベントで MC を務めるなど、タレントとしてもマルチに活躍中。両親の影響で旧車・絶版車に詳しく、自身の生まれ年と同じ 94 年型のカワサキ・ZRX400 を所有する。
★ 紗喜花 Official blog
「納豆チャージで今日もスマイル!」

 

アピオホームページ:http://www.apio.jp/