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DIXCEL SPORTS PAD Mタイプ& Xタイプ for デリカD:5

2017.04.25
DIXCEL(ディクセル)パーツメーカー

純正ブレーキで満足? ブレーキにはもっとこだわってもらいたい

慣れとは怖いもので、現状が普通の性能だと思い込んでしまうもの。ブレーキの効かない車両に乗っているユーザーは、ブレーキペダルを強く踏み込むことで無意識に効きの悪さをごまかしているものだが、積載量が多かったり搭載人員一杯で走ったときには恐怖感と共に走ることになる。
 
特に車両重量が重く荷物を多く積まれる機会の多いSUVやミニバンでは、安全に走る上ではストッピングパワーの高さが重要になってくる。ましてホイールサイズのインチアップを施したとなると、さらに制動距離は伸びてしまう。ブレーキを知り尽くしたディクセル(DIXCEL)では、いち早くこの現象に対応したブレーキパッドを発売している。
 
スーパーGT選手権などモータースポーツでも知られるブレーキ専門メーカーのディクセルでは、ストリート、ワインディング・サーキット、サーキットハードユース、SPECIALと大きく4分類し、各分野毎に様々なブレーキパッドやローターがラインナップされている。
 
この中で一般的な走行に当てはまるのがストリートで、ストリート用ダスト超低減パッドの「M」タイプと大径ホイール&重量ボディを確実に制御させる「X」タイプ、価格と性能を両立させた輸入車用「プレミアム」タイプ、制動力アップとブレーキダストを低減しながら、装着直後から高い制動力を発揮できる、車検対応エコノミーパッドの「エクストラクルーズ」タイプなどが、ラインナップされている。
 
その中でもデリカD:5にお薦めなのは「M」タイプと「X」タイプ。
 
ノーマルベースでフル乗車することもなく、積載も少ないのであれば、迷わず「M」タイプが良いだろう。Mタイプはブレーキダストの少なさが特徴のパッドで、基本的な性能は純正パッドをしっかり上回っている。ドレスアップのキモとなるホイールの美しさを保たせるには、ぴったりなパッドと言えよう。またダストの少ないブレーキは効きが悪いといったことが聞かれた時代もあったが、少なくともディクセルのパッドに関しては、ダスト低減はストッピングパワーと引き替えになっていない。そのあたりこそ、ブレーキ作りの技術力が見えるところだ。
 
一方、大径ホイール装着車や人や荷物を多めに積む機会のある方には「X」タイプがお薦め。Xタイプは20インチオーバーの大径ホイールを装着したSUVやミニバン向けに開発されたパッドで、圧倒的な制動力が持たされている。
 
なお、ホイールのインチアップによってどれほど制動距離が伸びるかは、ディクセルの制動実験により明らかにされている。テスト車は20系アルファードで、純正16インチの場合は60km/hからの制動距離が12.6m。22インチホイールのテストでは18.7mと6.1mも伸びている。
 
何とクルマ一台分以上制動距離が伸びてしまう…つまり、大径ホイールを装着した際は、もっと真剣にブレーキと向き合わなくてはならないのだ。純正ブレーキでは危ない! もはや注意ではなく、警告レベルの危険をはらんでいると認識したい。
 
Xタイプを装着したテスト車両の60km/hからの制動距離は14.4mと、純正16インチに対して僅か1.8mに抑えられ、80km/hからの比較では0.8mと、さらに抑えられているから安心できる。
 
Mタイプの適正温度は0~500℃、Xタイプは0~700℃と低温域から幅が広く、スポーツパッドにありがちな低温域のストッピングパワー不足も心配ない。またどちらもビルドアップ型という踏力に応じてμが高まるタイプが採用されているので、思い通りのブレーキングができ、同乗者にも不快なブレーキングアクションが伝わりにくいのも特徴だ。
 

DIXCEL SPORTS PAD


Mタイプ

ブレーキダストを極めて低減したパッドで、制動力も高められたファッション性も高いモデル。
フロント ¥16,800~/リア ¥16,800~

Xタイプ

大径ホイールを装着した際のストッピングパワー不足を補う、圧倒的な制動力を発揮するモデル。
フロント ¥21,000~/リア ¥18,900~
 
▼ディクセルのホームページはコチラ
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▼制動実験動画