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モーターファームのホームページを訪れると、ジムニーのパーツがズラリと並ぶ。現行ジムニーのみならず、JA系そしてSJ30までをラインアップしているのだから驚きだ。
そのボリューム感は、“一大” ジムニーパーツサプライヤーと呼ぶに相応しい。そして、読者諸兄もまた、同社をジムニーパーツメーカーとして認識しているのではないだろうか。
そんなモーターファームでは、ホイール「D10（ディー・テン）」を発売したが、これは同社を「総合パーツメーカー」としてステップアップさせるための足がかりとしたい、そんの気持ちが込められた意欲作だった。
そしてこの度、その第二弾となるホイール「SONORAN（ソノーラ）」をリリースした。
古き良きアメリカを彷彿させるデザインを採用した、モーターファームの自信作をお届けしよう。
60年代のアメリカを闊歩する4×4がデザインの原点
アリゾナ州からカリフォルニア州そしてメキシコ ソノラ州に広がる「ソノラ砂漠（Sonoran Desert）」。この広大な砂漠の名をネーミングの由来としたのが、ここでご紹介する「SONORAN（ソノーラ）」と銘打たれたホイールだ。1960年代の古き良きアメリカの荒野を駆る4×4をイメージしたという。なるほど、ジムニーJB74シエラ、そしてラングラーJLルビコンの脚もとは、日本でいえば昭和らしいレトロな雰囲気を醸し出している。
テッチン風のデザイン、鏡面仕上げのセンターキャップは、無骨で角張ったフォルムを持つジムニーやラングラーにマッチする。いずれの車両も最新の技術を搭載しながらも、角張ったデザイン＝四駆の普遍的な姿を有するが、トラディショナルなデザイン同士の組み合わせは、かえって斬新さを覚えさせてくれるのだから不思議だ。
一方で、このテッチン風のデザインは、今や流行のデザインのひとつともいえようが、この「SONORAN」はセンターキャップを外すことで、よりスチール然としたホイールとしても愉しむことが出来るのだ。つまり、走るステージや気分…その時々で、相応しい意匠を選択することが可能となっている。
ところで、この「SANORAN」だが新型ジムニーをはじめ、プラドやハイエース、ラングラーそして軽自動車全般に至るまで、すべてを専用設計としてラインナップする。レトロ感溢れるデザインは、いずれのクルマの脚もとにオシャレ感を演出してくれることは、創造に難くない。
「SONORANやD10といったホイールを通して、様々な四駆用パーツを創造する総合的なメーカーに成長したいんです」と、モーターファーム代表吉田氏は語る。ジムニーメーカーとして留まることなく、大海原へ踏み出すが如く、総合パーツメーカーへ舵をきったモーターファームの心意気に、心からエールを贈りたい。
（文章：水島 仁／写真：佐久間 清人）
シエラオーナーの皆さん、お待たせ致しました！ モーターファームからデモカーの登場
これまで、新型ジムニー系のデモカーと言えば、JB64だったモーターファームだが、「お待たせしました！」と謂わんばかりに、ついにJB74シエラのデモカーが登場した。ホイールはもちろんのこと、サスペンションから内外装にいたるまで、同社のオリジナルパーツを纏う。このデモカーの詳細は、追ってお届けしよう。
オシャレなレトロ感が漂う
ホイール “SONORAN”
ジムニーJB64やJB74シエラをはじめ、プラドやラングラー、ハイエースそして軽自動車にいたるまで、専用サイズをラインナップする「ソノーラ」。この幅広いラインナップからも、このホイールに対するモーターファームの本気度が伝わってくる。
カラーは、いずれもマットブラックもしくはオフホワイトからの選択、そしてセンターキャップが付属する。アルミ製。
JWL、VIA規格適合品、もちろん車検にも対応。
＜SONORAN ラインナップ＞
◆ジムニーJB64（16×5.5J 5H 139.7 INSET 20）：21,000円／本（税別）
◆JB74シエラ（16×6.0J 5H 139.7 INSET-5）：22,000円／本（税別）
◆プラド／ハイラックス等（17×8.0J 6H 139.7 INSET 20）：27,000円／本（税別）
◆ラングラーJL（17×8.0J 5H 127 INSET 38）：27,000円／本（税別）
◆ハイエース（16×6.5J 6H 139.7 INSET 38）：23,000円／本（税別）
◆軽自動車全般（14×4.5J 4H 100 INSET 43）：18,000円／本（税別）
フロント&リアまわり
デモカーJB74に装着された「スチール曲げバンパーJB74（フロント）」そして「スチールストレートバンパーJB74ビルトインテールタイプ（リア）」は、いずれも間もなくリリースされる予定。JA時代を彷彿させるデザインを採用したスチール製。
フロント
◆スチール曲げバンパーJB74（フロント）：価格未定
◆LEDフロントウィンカー（クリア）：7,500円（税別）
◆LEDサイドマーカー（クリア）：3,200円（税別）
リア
◆スチールストレートバンパーJB74ビルトインテールタイプ（リア用）：価格未定
◆66連フルLEDテールライト：9,830円（税別）
◆スペアタイヤカバーJA11フェイス転倒（クリーム）：3,990円（税別）
ルーフにも
オリジナル開発されたパーツが！
アールを描くフロントガラスをトレースするかのようにデザインされた「LEDルーフライト：写真上段」、風防対策も考慮されたスマートなデザインを採用した「ルーフキャリア 新タイプ：写真下段」いずれも、同社オリジナル。正式リリースが待ち遠しい。
パーツリスト
◆LEDルーフライト：価格未定
◆アルミ製ルーフキャリア 新タイプ：価格未定
脚まわり
同社オリジナルの2インチアップサスペンションでリフトアップされたJB74。街中、高速そして林道までのロングツーリングとなったが、とても快適かつ軽快な走りを披露してくれた。
パーツリスト
◆2インチアップコイル：18,900円（税別）
◆ロングショックアブソーバーSET 2インチ用：13,860円（税別）
◆リフトアップ用ロングブレーキホース：7,200円（税別）
◆スチールラテラルロッド レッド（フロント用）：20,000円（税別）
◆スチールラテラルロッド レッド（リア用）：16,910円（税別）
◆リーディングアーム 3インチ用20mmロング レッド：40,950円（税別）
◆トレーリングアーム：38,850円（税別）
◆ロングバンプストッパー（ハード×ハード） 一台分：15,600円（税別）
ラングラーJL UNLIMTED RUBICONの脚もとを飾る「SONORAN」
現行モデルのルビコンに、古き良きアメリカを彷彿させる「ソノーラ」が見事に調和している。ホイールがいずれもベーシックな彩りだけに、ボディーカラーにも合わせやすいはずだ。お好みカラーを選択したい。
パーツリスト
◆SMITTYBILT XRCフロントバンパー：¥ ASK
◆SMITTYBILT XRCリアバンパー：¥ ASK
◆TOYO OPEN COUNTRY M/T 225/75R16
人気の10スポークホイール
D10（ディー・テン）
Daytona（デイトナ）シリーズのデザインがモチーフとなったFARM D10。アルファベットの “D” が10個並んでいることから名付けられた。
ジムニー&シエラをはじめ、デリカD:5やRAV4（50系）、150プラド、ハイラックスそしてラングラーJL向けサイズをラインナップする。
センターキャップを外すと…
一本で二本分の楽しみが！
「SONORAN」は全サイズいずれも、センターキャップの着脱が可能。その日の気分や走るステージで、気軽にホイールのデザインを変えることが出来るところも嬉しい。
なお、センターキャップは、ビスにて2点留めとなっており、着脱は至極簡単だ。
公式サイト
https://parts-farm.com/