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圧倒的な適応車種を誇る!! SPORTS PAD & ROTOR

2017.04.24
DIXCEL(ディクセル)

それぞれに個性が与えられたディクセルのSPORTS PAD


四駆を嗜好するオーナーにとって、クルマの使用目的とそれに叶ったカスタマイズは実に様々だ。

個性を手に入れるべくドレスアップを行ったり、レースに参戦するためクルマのブラシュアップをはかったり、林道を走るため脚周りを強化。また、荷物を満載して家族とショートトリップ等々、バリエーションに富んだクルマの活躍ぶりも四駆ならでは。

いずれにせよ、クルマが重くなれば制動距離は伸びてしまうもの。安心と安全、それもスマートにアクティブドライブを楽しみたい。そこで今一度見直して欲しいのが制動力の強化だ。

ランクルやジムニー、ハイエース、ラングラーといったカスタマイズが人気の車種をはじめ、フォレスター、CX-5、エクストレイルといたミドルクラスのSUV、そしてメルセデスGクラスやアウデイQシリーズ、カイエンといった輸入車まで、幅広く対応しているのがディクセルブランド特徴のひとつと言えるだろう。ここで紹介する「Xタイプ」と「Mタイプ」こそ、4×4 & SUVオーナーへオススメしたいブレーキパッドだ。

圧倒的なストッピングパワー~「Xタイプ」

タイヤやホイールを大径化した車両をはじめ、人や荷物を多く運ぶ機会のある方には「Xタイプ」をお勧めしたい。

「Xタイプ」は、20インチオーバーの大径ホイールを装着したSUVやミニバン向けに専用開発されたパッド。圧倒的な制動力こそが「Xタイプ」一番の特徴と言えよう。高い制動力を発揮しながらも、ローターへの攻撃性は低い。一見すると相反する性能と言えるが、このことを可能にするところもまた、ディクセルの技術力の高さゆえなのだ。

さてここで、この「Xタイプ」の制動力を語るために、同パッドを装着したテスト車両の実験結果をご覧頂こう。

22インチホイール装着時比較では、60km/hからの制動距離はXタイプが14.4mで、ノーマルパッドに対して4.3m(18.7-14.4=4.3m)も制動距離が抑えられ、80km/hからの比較では2.8m(22.1-19.3=2.8m)も抑えられている。これなら安心ドライブを享受できる!


出典:ディクセルホームページより



ダスト低減が魅力~「Mタイプ」

効きはXタイプに比べてスポイルされるが、ダストの低減を目的とした「Mタイプ」もラインナップされている。

ブレーキダストの低減が計られた「Mタイプ」は、踏力に応じてストッピングパワーが得られるため、同乗者にも優しく快適なドライビングプレジャーを与えることができる。

純正パッドを上回る基本性能ながら、ダストの大幅な削減が可能となるため、脚もとに着飾ったホイールを美しいままでいたいと願うユーザーには、ぴったりなパッドと言えよう。

Xタイプ:フロント ¥21,000~/リア ¥18,900~




Mタイプ:フロント ¥16,800~/リア ¥16,800~


出典:ディクセルホームページより

ところで各タイプの適正温度であるが、「Mタイプ」は0~500℃、「Xタイプ」は0~700℃と低温域から幅も広いため、スポーツパッドに言われがちな、低温域での制動力不足にも心配はない。またどちらも踏力に応じてμが高まるビルドアップ型という特性を有するため、思い通りのブレーキングができ、同乗者には、不快なドライブフィールを抑えられることもまた同ブランドの特徴と言えよう。

圧倒的な適応車種の広さと技術力の高さ。それゆえ、愛車を乗り換えても、ディクセルブランドを選択するオーナーが多いという。このことこそが、同社がリリースしたブレーキパッドに寄せられる信頼の証と言えよう。

 

SPORTS ROTOR SDタイプ ¥21,000~
鳴き、摩耗、ガス除去などを考慮した設計の6本スリット入りスリットディスクローター「SD」。制動力がアップすることはもちろんのこと、スリット位置をアウター/インナーでオフセットすることによりジャダーの抑制に成功した。先に紹介した同社スポーツパッドととの併用がオススメ。

 


BRAKE FLUID DOT 5.1 ¥1,890
DOT5.1とは、DOT3やDOT4と全く同じグリコール系成分をベースに精製され、低温時の流動性が良く、またウェット沸点(長期使用した場合の沸点)が高いことが特徴だ。このDOT5.1は長期使用にも耐え、北欧やカナダといった寒冷地では一般的に使用されており、寒冷地での最先端ABSシステムとのマッチングの面で高い評価も得ている。DOT5.1を使用したディクセルブレーキフルード。ブレーキパッドやローター交換時にはフルードも併せて交換したい。
¥17,010(1ケース/10本入り)

 

なお、同社ホームページでは、「誰にでもわかるブレーキフルード講座」と題したユニットが用意されている。DOTによる性能の違いをはじめ、詳細に解説されている。ブレーキフルードを選ぶ際にはぜひご参考に!

詳しくはコチラ

 

◆参考:ディクセルによる制動実験

最後に、ディクセルが行った制動実験を参考までにご紹介しよう。

パッドのタイプは異なるが、エクストラクルーズを装着したテスト実験映像だ。テスト車は20系アルファード。同一条件下での制動距離(5回計測、最大/最小値を除く3回の平均値)は、ノーマルが21.87mであるのに対し、エクストラクルーズは18.37m。同一条件下では、3.5mもの差がついてしまった。

大径ホイール装着や車両重量が重くなった場合はもちろん、愛車にスポーツ性能を求めるユーザーもまた、ブレーキと真剣に向き合わなくてはならないことを物語っているのだ。